写真作品 series of【星男-HOSHIO】【S, Journey】2011

写真作品 series of【星男-HOSHIO】
2011-

スナップショットされた日常が、発光する。写された人物、景色は同じように線になり色彩を帯びていく。私たちは、写された世界と同等になり、星になる。

幻想の世界の中で、子供は産まれたがっている。それは、かつての私であり、写された一人も私と同じ存在なのだ。同じ星の中で、かつて光であった私たちは、また同じ星に帰るだろう。

星男として、瞬くために。


*作品化する数年前に一度作ったものを再構成し、線化させた。モデルは友人の子供。沢山撮影した中から印象的なポーズを切り抜いた。
バックは手書きで書いた網目模様を使用し、森のイメージ、私小説的な心の世界を現したかった。その他に、花火の写真を使っている。全体的に宇宙の中で(もうひとつの)私達が誕生する前、前世の記憶などをテーマとしている。

写真作品 series ofS,Journey】
2011-

*モデルになった方との日常でのスナップ写真をそのまま使用した。場所は、家や旅行先など。日常のスナップを使うことにより、現実と非現実の境界の曖昧さを表した。

照明などの電気、砂嵐の映像を重ね合わせている。原発事故から電気というものへの思いや、映像に釘つけになっていた影響が出ているが、縄の模様が縄文の原始的な世界を思いださせ電気というものの力強さ、パワーを改めて感じることとなった。

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